3.鹿児島城新照院口跡
鹿児島城を守る番所が置かれた口のひとつ
新照院とは、甲突川左岸に沿って城山と甲突川に挟まれた地域である。慶長6(1601)年から始まる鹿児島城の築城で、山城部分と下の屋形部分とが整備されたが、山城は警備上重要な場所であり、慶長15(1610)年に日置家の島津常久が城主(城番)となり上山城に住んで警固を行った。慶長19(1614)年の没後は城主は置かれず、岩崎口、韃靼冬口・そして新照院口の三口番所に城下士が詰める番所制となった。
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かごしまぶらりまち歩き099-208-4701