47.地頭仮屋跡

串木野郷の地頭仮屋は串木野城の文字通り麓に置かれ、石垣が江戸時代の様子を伝えています。 外城におかれた地頭として初めて務めたのは宮之原左近将監で、天正7(1579)年にそれまでこの地を治めた島津家久が佐土原に移った後のことです。享保20(1735)年から元文5(1740)にかけては伊集院十蔵(大目付、宝暦治水の際の副奉行)も串木野地頭でした。