【垂水麓】「薩摩の武士が生きた町」講演会を実施しました

垂水麓の日本遺産の構成文化財としての価値を知っていただくため、令和元年10月17日(木)13時半より、講演会を実施しました。

垂水市文化財保護審議会委員の瀬角龍平先生からは、「麓の文化ー第十代貴澄の時代を中心にー」と題して、麓を中心に育まれた文化についてご教示いただき、歌などに詠まれた風景や場所、当時の人々の考え方についても今後の研究の余地があることをご指摘いただきました。かごしま探検の会代表理事・東川隆太郎氏からは、他の麓と比較した再の垂水麓の特徴を中心に解説がありました。

会場には垂水人形などの展示もいただきました。またかつての麓の様子を伝える「屋敷割縄図」の前には多くの方が足を止め、現在と変わらない町割りに驚かれたり、自宅の周辺について確かめたり思い出を語ったりしておいででした。