高原

戦国時代に北原氏が勢力をのばし、高原城が築かれたと思われます。永禄年間(1558-70)、伊東氏と北原氏が争い、伊東氏の支配下となりました。木崎原合戦のあとも重要な伊東氏の城でしたが、天正4(1576)年に島津氏に攻められ伊東氏は退去、島津氏の直轄地となりました。 江戸時代は直轄地であり、麓村に地頭仮屋がありました。 元治元(1864)年から高原郷並びに小林郷の地頭となった名越左源太(「南島雑話」作者としても知られる)は、高原地頭仮屋見取図を記しています。