17.城山(亀ヶ城,花見ヶ城)
薩州島津家興隆の拠点の歴史もある
出水麓の南側に城山が位置しています。出水城、和泉城、亀ケ城、花見ケ城ともよばれます。築城については定かでありませんが、島津系和泉氏が代々居城したと伝わります。応永24(1417)年、直久・忠次の兄弟は、総州家と争う島津久豊(島津氏8代当主・奥州島津家)に味方し川辺で戦うも討死、和泉家は途絶えました。 その後薩州島津家の城となり、薩州家興隆の拠点となります。南北1700m、東西2000m、150万㎡で、迫之口(大手)、西之口、小松口、霧降口があり、西側には薩州島津家の菩提寺・龍光寺もありました。