18.出水御仮屋門

島津義弘のゆかりも伝わる

一時期豊臣秀吉の直轄領となっていた出水ですが、慶長4(1599)年、再び島津氏領となりました。島津義弘は国境の地・出水に移ることを考え、地頭本田正親に命じ、帖佐鍋倉の門を移転したと伝えられます。移転当時の場所が現在地であるかは定かではありませんが、現在の出水小学校の敷地が御仮屋にあたり、現在出水小学校の校門として使われている門が御仮屋門になります。義弘自身は晩年は加治木に移り住みました。

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