32.清色城跡

清色城の成立年代は不明であるが入来院の領主が清色城を軍事上の拠点にしたことがわかるのは鎌倉時代になってからとされる。シラスの丘陵を利用した典型的な山城であり、東西750m、南北550m、周囲約35㎞、周囲を清色川が囲み天然の堀となっている。入口には堀切(切通し)が見られるほか、曲輪や土塁も残っている。平成16年9月30日に国の史跡に指定を受ける。また麓におかれた領主館跡地は現在入来小学校になっており、堀と馬場が当時の様子をよく伝えている。

麓のページへ